朝焼けが美しい、のどかな朝。
ここは某駅を降りてすぐのROUND1。
今からここで現視研史上最も過酷な耐久カラオケが始まろうとは誰も想像だにしていない。
早朝割というシステムによって無限に居続けられるのでは?という疑惑が一気に浮上した前回は昨年5月に行われた耐久カラオケから実に半年が経過しました。
満 を 持 し て
常日頃から夢想していた48時間の耐久カラオケにやってきた我々現視研の面々、一先ず朝の6時から入店を成し遂げました。
ここから翌々朝の6時まで居続けられたら耐久チャレンジ成功です。
果たして我々は48時間カラオケを成し遂げることができるのか?
何でも個人でのカラオケの最長滞在時間は25時間だそうで、個人ではないですが、達成できればギネス級の勲章ということで俄然メンバーも張り切っています。
入店して当初は"寝に来た"と言わんばかりにカラオケボックスでゆったりとした時間を過ごしていました。
と こ ろ が
13時を過ぎたあたりで、満室で順番待ちになってしまったため、退出の御達しが来てしまいました。
三連休の中日というのもあってか、残念ながら撤退を余儀なくされてしまう我々。
これでは仕方ないと言うことでカラオケを一時中断、今後の無事を願って川崎大師にお参りに行って来ました。
お参りから帰ってくるともう18時、48時間のうちの約5時間をロスしまい敗退ムード。
再度入店。
今回の催しとして、ただ48時間カラオケをしてたんじゃ飽きるということで今回は調布FM第2部の過去4回分で流れた曲を歌おうという企画を用意していました。それぞれ歌う曲を割り振り、オタク歌唱による調布FM完全再現を試みたのです。
(実は以前も調布FMを歌うカラオケは行っておりまして、これが2回目になります。)
気を取り直して調布カラオケ開始です。
好調な滑り出し、疲れを知らないまま「2014年真夏のアニソン特番」を歌い切りました。
「2015年お正月アニソン特番」も中盤に差し掛かろうとしたところで朝の6時になり、一端お店を退出します。
間髪入れずに、再度入店。
実質24時間居た集団がやっと去ったと思ったら、また朝の6時から早朝割で入店して、さぞや店員さんも驚愕したことでしょう。
ここからが本番だと言わんばかりに続きの楽曲を入れ続け、歌い続けました。
体力の限界が来つつあった午後13時、耐久カラオケが始まって既に31時間が経過しようとしていた折、審判の時は唐突にやって来たのです。
「満室になってしまったのでご退出をお願いします」とは店員さんの最終勧告。
最後の曲は「2015年真夏のアニソン特番」で流れた「ログ・ホライズン」の「Wonderful Wonder World*」でした。
こうして48時間カラオケは達成できぬまま、幕を閉じてしまったのです。
帰りは川崎でお好み焼きを食べていきました。
気力も体力も底をつき咀嚼もままならない口の中で敗北の味だけが残りました。
必ず、次こそは。