2016年10月24日月曜日

10月下・マンガサロントリガー

寒い!もう冬ですね!
思えば秋なんてどこ吹く風の今年の季節模様ではありますが、ここら辺で"読書の秋"を味わうイベントをご用意させていただきました!
10月23日、現視研恒例企画、マンガサロントリガーさんにお邪魔してきました!
マンガサロントリガーとは、漫画に特化した蔵書作品4000タイトル以上のアンテナスポットです。漫画好きの店員さんがコンシェルジュとして店内に駐在し、その場で紹介してくれる漫画好きには堪らないお店です。

お店は渋谷にあるということで、当日はまず原宿のスイーツパラダイスで腹ごしらえをしてからトリガーさんに向かいました。
トリガーさんに入店、店内には見渡す限り漫画が並んでいます。
さて、今回はせっかくコンシェルジュがいらっしゃるということで、何も情報を言わないで"とにかく面白い漫画"をメンバー8人にそれぞれ1冊紹介してもらおう!という企画を実施しました。
そんな無茶振りに快く応じてくださった、コンシェルジュの兎来栄寿さん。
(撮影・掲載許可をいただいております)
そうして選んでくださったのが、この8冊!
これらを割り振り、黙々と読み進めていきます。
以下、オススメされた漫画について一人一人感想を記していきます。
まず私、井口ゆゆゆにオススメされたのは「バッドビート!(矢崎結子・渡辺アビ)」。
「ジョジョ4部」以降のスタンドを思わせるようなややこやしい能力を持つ能力者達がポーカーの一種、テキサス・ホールデムで熾烈に戦うバトル漫画、読むとゲームがプレイしたくなるような臨場感があり大いに満足です。
画力重視のN氏にオススメされたのは「神様の横顔(朔ユキ蔵)」。
演劇男子校に男装した女子が入団して主演になる話で、まあまあ(上から目線)とのこと。
漫画を読むペースが遅いと自負するmonochrome君は「笑う大天使(川原泉)」。
学校でお嬢様を演じる猫かぶりの3人が織りなす学園生活を描いた漫画、テンプレートの様な少女漫画の絵柄でありながら、主だった恋愛要素はなくサラッとしていて軽く読める良作とのこと。
比較的萌え系寄りなしりうす君には「アンの世界地図(吟鳥子)」。
貧乏少女のアンが祖母を頼りに徳島に家出、道に迷って放浪しているところ巫女装束のアキに助けられて居候するというお話、ネカフェに行く機会があれば続きを読みたい作品とのこと。
漫画に関しては誰よりも腕に覚えのあるxx-ryu君にオススメされたのは「デッド・オア・アニメーション(天望良一)」。
アニメーターに憧れる制作進行の主人公、過労や作画の質、納期といった現実に主人公は夢を諦めずにいられるのかというお話、画力に不満が無くは無いが熱血系でストーリーも面白そうとのこと。
雑多に漫画を嗜む真岡君には「アブダカダブラ(リチャード ウー・芳崎せいむ)」。
猟奇犯罪者を追う警察官の話で、犯罪について心理学が描画される部分など「PHYCHO-PASS」っぽく面白かったとのこと。
少年漫画をよく読む007fy君には「ミミア姫(田中ユタカ)」。
本来あるはずの光の羽根を持たない天空の国のお姫さま、様々な困難が運命づけられている彼女の成長物語、メルヘンチックなストーリーで小さな女の子が好みそうな漫画でその後の展開が気になるとのことでした。
質漫画が大好きなざかえふ君にオススメされたのは「空也上人がいた(山田太一・新井英樹 )」
老人ホームで働いていた主人公が介護のストレスで老人を突き飛ばしてしまう。数日後にその老人は亡くなり罪の意識を感じた主人公は退職するも、縁あってまた老人の介護をするというお話。場合によってはどうしようもない状態の老人相手に仕事を強制される介護業界の闇が妙にリアルだったのと全体的に描き込み(特に飯の描写)が凝っているのに感心したとのこと。
それぞれメンバーが得意とするジャンルは勿論ありますが、敢えて抑えて、全く新しいジャンルの作品に触れた時の楽しさを堪能することが出来ました。
無茶振りに答えてくれた兎来さんにもこの場を借りて深謝いたします。
まだまだ居たい気持ちもありましたが、3時間、素敵な時間を過ごすことが出来ました。
来年もまた来たいですね。


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本年度の海鷹祭アニソン三昧のポスターが決定しました!
海鷹祭まで残り10日、気を引き締めて参りましょう。

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